ビデオアイウェアとスマートグラスのサプライヤーのVuzix Corporationは、Sensoryと、M300スマートグラスに TrulyHandsfree™ 音声認識技術を搭載し、倉庫、作業現場、遠隔作業支援など多くの利用事例でワークフローを効率化する。
パートナーのSensoryはシリコンバレーに拠点を持ち、ボイス・ビジョン技術の組み込みを通してユーザー経験や一般向けのセキュリティを改善させることにフォーカスしている会社だ。
このパートナーシップはM300スマートグラスの音声認識の機能性、ナビゲーション、コントロールを向上させる。
音声による操作オペレーションは、組み込まれたspeaker IDとディープラーニング技術を基にしたスピーカー検証技術を利用する。
Sensoryの技術を搭載しているM300スマートグラスはユーザーインターフェイスのハンズフリーボイスナビゲーションを可能にする。騒音下でも高い正確性を持っているため「メニュー表示」「カメラ起動」「写真撮影」「カメラオフ」「ピックアップ確認」などのユーザーからのボイスコマンドを受け取ることが可能。
エンタープライズユーザーは重要なタスクを達成するために、社内用語など具体的な音声コマンドのライブラリを作成することができるようになる見込みだという。
遠隔医療の現場においてSensory TrulyHandsfree™はM300スマートグラスを通して医師が診察をしている間でも電子的に診療記録を作成することができる。
会話から文字を書き起こす機能(speech-to-text)は保険会社での利用が見込まれている。
また、現場で調査員が破損した建物や車を確認しているときにM300スマートグラスで写真を撮影したりビデオを録画することができる。
省電力音声認識技術であるSensory TrulyHandsfree™はデバイスに組み込まれるため、インターネットに接続する必要はない。これはM300スマートグラスの大きな差別化要素であり、商品のバッテリー駆動時間が大幅に改善される。
【関連リンク】
・ビュージックス(Vuzix)
・センサリー(Sensory)
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