オムロン ヘルスケア、iPhone標準搭載アプリ「ヘルスケア」や他社アプリとのデータ連携が可能な健康管理アプリ 「OMRON connect」提供開始

オムロン ヘルスケア株式会社は、iPhone/Androidスマートフォン向けの新健康管理アプリとして、同社の健康医療機器で測定したデータの管理ができるとともに、Appleの健康管理アプリケーション「ヘルスケア」をはじめ、さまざまな健康・医療関連の他社のアプリケーションとオープンにデータ連携が可能な「OMRON connect(オムロンコネクト、以下オムロンコネクト)」を、11月1日から日本で提供開始する。

近年、通信技術やセンシング技術の進化によるウェアラブルデバイスの高機能化によって、スマートフォンを中心にしたモバイルヘルスケアの市場が全世界で拡大している。その中で、健康管理の方法も多様化し、健康維持・増進のために家庭で血圧や歩数などのデータを測定し、自分に合った方法で管理していきたいというニーズが増えている。

「オムロンコネクト」は、血圧や体重などオムロンの健康医療機器で測定したバイタルデータを簡単に管理し、他社アプリやサービスと連携することができる、iPhone/Android対応の無料のアプリだ。グローバル展開のアプリとして、2016年4月に台湾と中国でサービス開始以降、6月にはオーストラリア、8月にはヨーロッパ、9月にはシンガポールやタイなどでサービスをスタート。11月1日より、要望が多かった日本でもサービスを開始するという。

他社の健康管理アプリに簡単にデータ連携することができるので、測定したバイタルデータを、Appleの健康管理アプリケーション「ヘルスケア」など、ユーザーが日頃から使用するアプリで一元管理できるようになり、利便性が高まる。

個人での健康管理に役立てる以外にも、健康保険組合や自治体、企業などの集団での健康管理にも幅広く活用できるよう、多様なコンテンツプロバイダーとの連携を積極的に進めていく。「オムロンコネクト」のSDK/APIを公開し、血圧や歩数、体重などの測定データを活用するアプリやクラウドサービスを、コンテンツプロバイダーが効率的に開発できるようにサポートするという。

サービス開始に合わせて、「オムロンコネクト」に対応した通信機能付き血圧計を11月より発売。今後は、活動量計や体重体組成計など、対応商品やアプリ連携先の拡大をはかり、利用環境を充実させていくという。なお、オムロンコネクトのサービス開始に伴い、健康サポートサービス「ウェルネスリンク」対応商品の販売を今後段階的に終了し、2017年12月をもって、ウェルネスリンクサービスは終了となるという。

「オムロンコネクト」の主な特長は下記。

グラフで簡単に測定結果確認

対応の健康医療機器で血圧や体重などの測定を行い、データを転送すると、測定結果の数値を確認することができるほか、データの推移をグラフでチェックすることができる。

多様な他社アプリケーションとの連携が可能

「オムロンコネクト」に転送したデータは、連携先アプリに自動転送することができる。これにより、測定したバイタルデータを、日頃から使用しているアプリで管理できるようになる。

【連携可能アプリ】※提供社名五十音順
<2016年11月より連携予定>
「ヘルスケア」(Apple社提供)
「Welbyマイカルテ」(ウェルビー社提供)
「ポケットドクター」(OPTiM社提供・開発)
「curon(クロン)」(情報医療社提供)
「PepUp」(日本医療データセンター社、ヘルスデータ・プラットフォーム社提供)
「HEALTHPLAYER」(Practechs社提供)

<2017年1月以降連携予定>
「あすけん」(ウィット社提供)
「CARADA」(エムティーアイ社提供)
「カロナビ」(クオリア社提供)
「ippo-ippo ヘルレコ(仮称)」(SOMPOリスケアマネジメント社提供)
「DiP2S(ディップス)」(ダックケーブル社提供)
「Noom(ヌーム)」(Noom社提供)
「RenoBody(リノボディ)」(ネオス社提供)
「ヘルスアップWEB(健康情報管理支援サービス)」(ベストライフ・プロモーション社提供)
「Mealthy(メルシー)」(Mealthy社提供)
「カロミル」(ライフログテクノロジー社提供)

SDK/APIを公開

「オムロンコネクト」のSDK/APIを公開し、血圧や歩数、体重などの測定データを活用するアプリやクラウドサービスを、コンテンツプロバイダーが効率的に開発できるようにサポートする。

【関連リンク】
オムロン ヘルスケア(OMRON HEALTHCARE)

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