ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社(以下、ソニーモバイル)は、耳に装着しハンズフリーで音声による新しいコミュニケーションの形を提案するスマートプロダクト、「Xperia Ear(エクスペリア イヤー) XEA10」を11月18日より発売する。専用アプリケーション(*1)をインストールした対応スマートフォン(*2)と Bluetooth®でワイヤレス接続することで、声またはヘッドジェスチャーによる直感的な操作性と自然な音声コミュニケーションを提供するという。
Xperia Earは、耳に装着することで、スマートフォンを鞄などから取り出すことなく通話やメッセージの送受信ができ、スマートフォンの確認が難しい移動中の車内などのビジネスシーンで使用できるほか、プライベートでも周りの景色を楽しみながらコミュニケーションを楽しむことができるスマートプロダクト。ソニーエージェントテクノロジー(*3)と近接センサーの組み合わせにより、耳に装着したことを感知して、未読のSMSや不在着信の有無、スケジュール、ニュースなどの情報を音声で知らせる(*4)。
また、メッセージの送受信や通話(*5)、ナビゲーション、情報検索など、これまではスマートフォンを介していた操作も、音声で指示することが可能。ボイスアシスタントの声質にこだわることで、自然に近い音声対話を実現。さらに、加速度センサーとジャイロセンサーの搭載により、通話やメッセージの返信希望を問う本機からの問いかけに対し、首を縦(はい)、横(いいえ)に振るヘッドジェスチャーでも指示を出すことができるという。柔軟性のある素材を使用することでフィット感、軽量感を追求している。
主な特長は以下のとおり。
- メッセージ
受信したSMS、LINE、FacebookのMessengerなどのメッセージを読み上げ、そのまま音声での返信ができる。また、受信したEメールを読み上げることも可能(*6)。 - 通話
「○○さんに電話して」と伝えることで、発信が可能。不在着信があった場合は装着時に知らせるとともに、折り返し電話をかけることができる。 - 情報の確認
本機を耳に装着すると近接センサーが反応し、天気予報(*7)、カレンダー(次の予定)、最新ニュース(*8)などの情報を音声で聞くことができる(*4)。また、Twitterのつぶやきの読み上げにも対応。 - 検索とナビゲーション
知りたい情報について音声指示することで、ウィキペディアの検索結果を音声で聞くことができる。ナビゲーションはGoogleマップと連携しており、音声で目的地を設定し、スマートフォンでルートを選択後、行き方の指示を音声で聞くことができる。 - ライフスタイルに合わせたカスタマイズ設定
専用アプリケーションの設定により、耳に装着した際に読み上げるスタートアップメッセージの内容のほか、本機のアシスタント/通話キーの長押しに対する機能をカスタマイズすることもできる。例えば、よく電話をかける相手への発信、音楽の再生と一時停止などの機能を割り当てることができる。 - 「毎日装着できる」を目指したカラーとデザイン
さまざまな生活シーンに合うように、シンプルでコンパクトなデザインを目指し、カラーはグラファイトブラックを採用。Xperiaスマートフォンに合わせたデザインで、なめらかな質感と光沢を実現。耳を固定するためのイヤーピースとアークサポーターを付属しており、耳のサイズや形に適したものを装着できる(*9)。さらに充電機能を搭載した専用ケースに入れることで、持ち歩きながらコンパクトな状態での充電が可能(*10)。
(*1)専用アプリケーション『Xperia Ear』をインストールすることで、通知アプリ選択などの設定が可能になる。
(*2)動作環境: Android™ 4.4以上、Bluetooth® profile: A2DP, AVRCP, HFP
(*3)ソニーエージェントテクノロジーは、ボイスインタラクション(音声対話)などの様々な入出力を通じて、ユーザーに有用な情報を提供するための技術。デバイスとの自然な音声対話で電話をかけたり、メッセージの読み上げなどができる。
(*4)初期設定が必要。
(*5)最大約4時間の連続通話が可能。
(*6)Eメールの返信には対応していない。読み上げる内容は、ホーム画面最上部にある通知領域に表示される範囲。
(*7)使用するスマートフォンの位置情報をオンにしておく必要がある。
(*8)ニュースはソニーのAndroid端末向け無料ニュースアプリケーション、ニューススイート (News Suite)とリンクしている。
(*9)カナル型イヤーピース(S、M、L各1)、オープン型イヤーピース、アークサポーター(S、M、L各1)が付属。
(*10)専用ケースを事前に充電した上で、本体への充電が可能になる。通話最大約12時間分の充電が可能。
【関連リンク】
・ソニーモバイルコミュニケーションズ(SOMC)
・Xperia Ear(エクスペリア イヤー)
無料メルマガ会員に登録しませんか?
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。