オムロン ヘルスケア株式会社は、Bluetooth通信機能を搭載し、測定データをiPhoneやAndroidスマートフォンに簡単に転送して専用アプリ「OMRON connect(オムロン コネクト)」で管理することができる「オムロン 上腕式血圧計 HEM-7511T」(以下HEM-7511T)を11月1日から発売する。
同時に、通信機能搭載の血圧計シリーズが刷新され、機能が異なる上腕式血圧計の「HEM-7325T」、「HEM-7281T」、「HEM-7271T」、手首式血圧計の「HEM-6324T」、「HEM-6323T」も発売される。
高血圧症は日本人に最も患者数が多い生活習慣病で、推定患者数は約4,300万人といわれている。厚生労働省が2013年に実施した「国民生活基礎調査」によると、医療機関への通院の原因のトップは高血圧症で、通院者率(通院している患者数を人口1,000人あたりでみた割合)は男性114.0、女性114.6と、2010年実施の同調査の男性100.0、女性105.7に比べて男女共に増加している。このように高血圧患者の数が増加する中、高血圧治療や健康管理・疾病予防のために、家庭で毎日血圧を測定し、管理することの重要性がますます高まっている。
今回発売される「HEM-7511T」は、Bluetooth通信機能を搭載した上腕式の血圧計。測定データはiPhoneやAndroidスマートフォン専用アプリ「オムロン コネクト」に転送され、データの推移を簡単に確認・管理することができる。
同時に、通信機能搭載の血圧計シリーズが刷新され、機能が異なる上腕式血圧計の「HEM-7325T」、「HEM-7281T」、「HEM-7271T」、手首式血圧計の「HEM-6324T」、「HEM-6323T」も発売。いずれもBluetooth通信機能を搭載し、iPhone/Androidスマートフォン専用アプリ「オムロン コネクト」でのデータ管理が可能。また、いずれも三重県松阪工場での製造だという。
主な特長は以下のとおり。
血圧データをiPhone/Androidスマートフォンで簡単管理。他社アプリ連携も可能
Bluetooth通信技術を搭載。iPhone/Androidスマートフォン専用アプリ「オムロン コネクト」にデータを転送し、データの推移を簡単に確認・管理することができる。他社の健康管理アプリにデータ連携することができるため、測定したデータをAppleの健康管理アプリ「ヘルスケア」など、他社アプリでの確認・管理も可能。
<「オムロン コネクト」について>
オムロンの健康医療機器で測定したバイタルデータを簡単に管理し、他社アプリやサービスと連携することができる、iPhone/Android対応の無料のアプリ。HEM-7511Tなど対応血圧計の発売開始に合わせて、11月1日よりサービスを開始。
他社の健康管理アプリに簡単にデータ連携することができるので、測定したバイタルデータを、Appleの健康管理アプリ「ヘルスケア」など、ユーザーが日頃からお使いのアプリで一元管理できるようになり、利便性が高まるという。
測定状態や結果をわかりやすく伝える「お知らせディスプレイ」 (HEM-7511Tのみ)
正しく測定できたかどうかを、文字と光でお知らせ
測定を開始すると、液晶画面上に「測定しています」という文字が表示されるとともに、カフが適切な強さで正しく巻けているかをチェックして、マークやメッセージで表示。測定終了後には、正しく測定ができた場合には「測定が完了しました」、測定中に体が動いたり、測定中の脈が適切に検出されなかったり、カフが適切な強さで巻かれていなかったりする場合には、その理由を示すマークとともに「再測定をおすすめします」というメッセージが表示されるので、正しく測定ができたかどうかがひと目でわかり、安心して毎日の血圧測定を行える。
8週間分の血圧の週平均値をグラフ表示(血圧値トレンド表示)
2人分の朝と夜の血圧値を個別に管理し、液晶画面上にそれぞれの8週間分の週平均値をグラフで表示(血圧値トレンド表示)するので、血圧値の変化がひと目でわかる。また、朝に測定した血圧の週平均値が、家庭血圧の基準値である「最高血圧135mmHg/最低血圧85mmHg」を超えた場合、早朝高血圧マークとともに「朝の血圧が高めです」というメッセージが表示されるため、早朝高血圧の確認に役立つ。
【関連リンク】
・オムロン ヘルスケア(OMRON HEALTHCARE)
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