埋め込みセキュリティー・ソフトウェア製品およびサービスを提供するOT(オベルチュール・テクノロジーズ)は、華為技術(ファーウェイ)が新製品のHUAWEI WATCH 2にOTの技術を採用し、GSMAフェーズII規格準拠eSIM(埋め込み型SIM)であるDakOTa v4.0を世界的に展開すると発表した。
大手OEM(相手先ブランド製造メーカー)がeSIMに対応すると、携帯通信事業者がサービスをさらに幅広く拡大し、新世代のコネクテッド・デバイスにもサービスを提供できるようになる。二次的なコネクテッド・デバイスでは、これまではWiFiやブルートゥースの接続が一般的に利用されてきたが、携帯通信に対応すれば、ユーザーは広いカバー域の恩恵を受けることができ、サービス品質も大きく向上する。
OTのeSIMは、フランスのビトレにあるSAS UP v7.0認定工場で製造され、効率、セキュリティー、透明性をもたらす技術によりウェアラブル・デバイスに必要なモバイル接続に貢献し、エンドユーザーにシームレスな完全にデジタル化された体験をもたらすという。
このソリューションにより、エンドユーザーは無線通信を使って自分のスマートウォッチに好みのMNO契約機能をダウンロードできる。この契約情報はOTなどの相互運用が確保された契約マネージャーのところで安全に保管される。モバイル通信への加入をスマートウォッチでアクティベートしておけば、ユーザーは、スマートフォンの電源が入っていない場合や手が届かない場合でも、スマートウォッチだけで通話、データ通信、通知受信が可能だとしている。
【関連リンク】
・オベルチュール・テクノロジーズ(OT)
・ファーウェイ(Huawei/華為技術)
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