株式会社メガネスーパーの子会社である株式会社Enhanlaboは、ウェアラブル事業の加速化を目的とし、株式会社東京メガネに対する第三者割当増資を実施すると発表した。また、東京メガネの代表取締役社長である白山聡一氏がEnhanlaboの取締役に選任された。
「視覚拡張」をキーコンセプトに、「見え方」「かけ心地」にこだわった眼鏡型ウェアラブル端末「b.g.(ビージー)」の事業化を進めてきたメガネスーパーは、人材強化や、資本調達・事業提携の自由度を上げ事業化を更に加速させることを目的に、本年5月1日付けで新会社Enhanlaboを設立した。
メガネスーパーならびにEnhanlaboは「日本の重要な産業の一つである眼鏡製造のノウハウの活用余地がウェアラブル事業展開においては十二分にあること」「眼鏡業界と他業態との提携加速は大きなビジネスチャンスであること」という考えのもと、ウェアラブル事業を推進してきた。
東京メガネは明治16年(1883年)に創業し、130年以上の歴史も持つ老舗の眼鏡小売チェーンだが、同社のビジョンに賛同し、今回の第三者割当増資の実施に至った。
なお、Enhanlaboは、眼鏡業界が培ってきた眼や眼鏡に対するノウハウやリソースを活用し、最新のテクノロジーとの組み合わせによって視覚そして五感を拡張し、新たなる事業領域の創出を共に目指していくという観点から、東京メガネ代表取締役の白山聡一氏を同社の取締役に選任した。
<第三者割当増資の概要>
- 増資前の発行済株式数:1,000株(当社所有株式割合:100.0%)
- 発行新株総数:30株
- 増資後の発行済株式総数:1,030株(当社所有株式割合:97.1%)
- 増資後の資本金額:15百万円
【関連リンク】
・メガネスーパー(MEGANESUPER)
・東京メガネ(TOKYO OPTICAL)
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。