ソニーの新規事業創出プログラムから生まれたMESHプロジェクトは、アプリとつながる電子タグ「MESH」の店頭販売を、株式会社ロフトが運営する渋谷ロフトのデジタル加工工房「&Fab」で本日12月18日開始した。
また、&FabとMESHプロジェクトでは、今回の販売開始を記念し、12月23日に渋谷ロフトでMESHを使ったワークショップ「クリスマスカードに魔法をかけよう」を実施する。
MESHはセンサーなどの機能をブロック形状にした電子タグで、“MESHアプリ”上でつなげるだけで、かんたんに色々な仕掛けを生み出せるツールだ。
箱を開けると予め録音しておいたメッセージが再生されたり、人が近づくと音を鳴らして驚かしたりなど、ちょっとした工夫でいつもの生活にオリジナルの体験や演出を仕掛けることができる。子どもでも大人でもかんたんに「あったらいいな」を実現でき、モノづくりの楽しさを体験できるMESH。身近なものづくりの世界がさらに広がる。
MESHはこれまでインターネット上での販売を中心に展開しており、実際に商品に触れて購入が可能な実店舗としては、今回販売を開始する&Fabが2店目だ。
渋谷ロフトのデジタル加工工房&Fabでは、ロフト内で販売している商品をカスタマイズしたり、オリジナルの形状を3Dプリントで作成したりなど、身近にものづくりを体験できるデジタルファブリケーションサービスや3Dプリンティングワークショップを提供している。
今回、&Fabで開催するワークショップ「クリスマスカードに魔法をかけよう」では、MESHを使ってこれまでにないユニークなクリスマスカードをつくる。
【MESHタグは全部で7種類、アプリはiOSに対応】
MESHタグは、上記の様なブロック形状の電子タグだ。
このタグは全部で7種類。無線でMESHアプリとつながる。
・Move(動き)タグ:動きを検知することができる
・Button(ボタン)タグ:シンプルなボタン
・LEDタグ:いろいろな色に光る
・Motion(人感)タグ:人の動きを検知できる
・Brightness(明るさ)タグ:明るさの変化を検知できる
・Temperature & Humidity(温度・湿度)タグ:温湿度の変化を検知できる
・GPIOタグ:すこし上級者向けのタグ
MESHアプリはiPad、iPhone、iPod Touchに対応。
iOS8.0以降を搭載したiPad(第3世代)、iPad mini、iPhone 4S、iPod Touch第5世代 以降で作動する。
7種類のMESHタグは、対応するどの端末上のアプリでも利用できる。
【ワークショップ「クリスマスカードに魔法をかけよう」の概要】
日時:12月23日(祝) 13:00~13:45、14:30~15:15、16:00~16:45 (各回45分、全3回)
場所:西武百貨店渋谷店ロフト館6F 「&Fab」前
対象:8歳以上(大人も参加可能)
定員:各回4組(小学生以下は保護者同伴)
参加費:無料
申し込み方法:こちらのページから申し込み受付。
申し込み締め切り:12月22日(火)
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