DMM.comは、ゲームに特化したブロックチェーンであるOasys上で、独自のLayer2ブロックチェーン「Verse」を構築。2023年夏頃にブロックチェーンゲームである「かんぱに☆ガールズ RE:BLOOM」においてローンチすると発表した。
DMMは、2022年7月にweb3事業への参入を発表し、ブロックチェーンゲームの開発を開始していたが、正式にOasysを基盤チェーンとして採用したということだ。
「かんぱに☆ガールズ RE:BLOOM」は、シーズンごとに開催される世界大会でNo1の傭兵会社を目指す戦略RPGだが、ブロックチェーン技術は、プレイヤー自身で創出した価値を、他のプレイヤーと交換・売買・譲渡する際に利用される。
Oasysは、ブロックチェーンの運用主体となる「初期バリデータ」は、バンダイナムコ研究所など大手ゲーム会社やweb3企業など21社で構成されていて、合意形成アルゴリズムにはPoS(Proof of Stake)方式を採用している。
ちなみに、「バリデータ」とは、ブロックチェーンのネットワークに接続してチェーン上の取引が正しいかを検証するノード(コンピューター端末)、もしくはその運営者を指す言葉だ。
バリデータとなることで、取引の検証をすることで報酬を得ることができる。
通常、何らかの取引を行うとこの報酬が発生するため、例えばゲーム内で何らかの価値を交換すると、その費用の他に手数料が必要となる。
しかし、Oasysでは、ブロックチェーンゲームユーザに対して、取引手数料を無料化し、取引処理を高速化することで、快適なブロックチェーンゲームを実現しているということだ。
すでに、Oasysはネイティブトークンである「OAS」を、5つの取引所、「OKX」「Kucoin」「Bybit」「Gate」「Huobi」に上場させている。
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