MetaTokyo株式会社は、同社が提供するメタバース文化都市「MetaTokyo」にて、Web3メタバース「Decentraland」の土地を追加購入しエリアを拡大、またベリファイド・スタジオ認定やDecentraland財団との連携を行うと発表した。
MetaTokyoは、メタバース・NFTの領域で、日本文化・エンタテインメントを、国内外のIP、ブランド企業、地方自治体などとの取り組みを通じて世界に向けて発信、事業化を行っている。MetaTokyoの保有するメタバースの土地において音楽/エンタテインメント・フェスティバルの開催やライブ会場の建築、IPとのコラボレーション・プロジェクトや、デジタルファッション関連事業を展開している。
今回、MetaTokyoがメタバース上の土地を追加購入したと発表したWeb3メタバース「Decentraland」は、イーサリアムブロックチェーンを利用した分散型仮想ソーシャルプラットフォームだ。ユーザーは同プラットフォーム上でコンテンツやアプリケーションを作成し、体験し、収益化することができる。Decentralandは同プラットフォームを使っている人々によって所有され、管理される、分散型自治組織(DAO)の方式を取っている。そのためユーザーはMANA(Decentralandの通貨)とLAND(Decentralandの財産)の所有者に提案を提出し、投票することができる。
同社は2023年1月、Web3メタバース「Decentraland」上の土地を購入し、以前所有していた区画の約4倍強のエリアとなった。これによりWeb3を活用したメタバース内のマーケティング、ビジネス構築のサポートが出来るようになったという。
また日本を代表とするクリエイター、アーティスト、文化財とコラボレーションを行い、メタバース、NFTの活用を通じて日本文化を世界に広げる取り組みを行った。
「MetaTokyo」は世界中のメタバース建築、イベント制作を行う企業・クリエイター・スタジオから、Decentraland内の実績、クオリティの審査に合格したスタジオのみが掲載される「ベリファイド・スタジオ」に選ばれ公式ディレクトリに掲載されている。
また、同サービスは2022年11月に開催された「Metaverse Music Festival」では、特設エリアで出展し、きゃりーぱみゅぱみゅ、新しい学校のリーダーズ等が世界に向けてパフォーマンスを行った。会期中の4日間で101カ国と地域から延べ2万人が集まった。
内、上位20位のシェア率は以下のグラフの通りだ。
最も多かったのがアメリカ、続いて日本、スペイン、ドイツ、カナダ、ブラジル、イギリス、アルゼンチンと続き、北米、ヨーロッパ、南米、そして香港、フィリピン、インドを含むアジアと多くの地域から訪れている。(集計期間:2022年11月10-13日)
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