現在、ASEAN全域においては、社会インフラ基盤の強化が課題となっている。
ディープラーニングを活用したAIの社会実装事業を展開する株式会社ABEJAの現地法人であるABEJAシンガポール社と、シンガポール大手公共交通会社SMRT Corporation Ltdの子会社であるSMRT Momentum Ventures Pte Ltd,は、本年2月26日より協業し、交通機関産業における安全マネジメント領域で、線路点検作業の自動化支援を目的とした、「ABEJA Platform」を使ったディープラーニング技術を活用した研究開発に着手する。
ABEJAは、AIの開発・運用に必要不可欠な、様々な大量データの取得、蓄積、学習、デプロイ、推論・再学習のプロセスを最小化するPaaS(Platform as a Service)技術「ABEJA Platform」をコアサービスとして提供し、150社以上の本番運用実績を有している。
また同社は、「ABEJA Platform」を活用して、小売流通業界に特化した店舗解析サービス「ABEJA Insight for Retail」を展開し、国内大手小売流通企業を中心に100社以上520店舗以上へ導入している。
2017年4月に営業を開始したABEJAシンガポール社は、ABEJAが日本国内で培ってきたディープラーニング技術などによるAIの社会実装ノウハウや経験をもとに、コア技術であるAIプラットフォーム「ABEJA Platform」を活用し、シンガポール共和国を中心とするASEAN諸国において、学術機関やヘルスケアやインフラ、製造業界をはじめとする現地企業との協業を進めている。
今回の協業では、ABEJAとSMRTが、ディープラーニング技術を活用した研究開発に着手し、より安全な交通手段の提供、及び事故防止を推進することを目指す。
無料メルマガ会員に登録しませんか?

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。