NTTレゾナント株式会社が運営するポータルサイト「goo」では、家族の繋がりを強めるためのIoTサービス「goo of things」を提供している。goo of thingsは、モノから発信されるデータと家族間のコミュニケーション内容をAIを駆使して学習している。
また、株式会社ミツウロコヴェッセルとIoT協業パートナーとして連携しており、ミツウロコヴェッセル提供の安心見守りサービス「ミツ・メル 登下校」「ミツ・メル ただいま」における子どもの登下校/帰宅・外出状況を参照する役割を担っている。
今回NTTレゾナントは、ミツ・メル ただいまにおいて伝言機能を追加し、Amazonが提供するクラウドベースの音声サービス「Amazon Alexa」に対応した伝言機能のスキルを提供開始した。なお、同スキルはAlexaスキルストアを通じて無料で提供される。
伝言機能は、保護者の不在時に家に帰ってくる子どもの帰宅通知に合わせて、離れた場所にいる親子間のコミュニケーションを音声を使って実現することができる。
ミツ・メル ただいまを通じて子供の帰宅を把握した保護者は、goo of thingsアプリから自宅に設置してあるAmazon echoに対して音声で伝言を残し、帰宅した子どもがAmazon echoに「アレクサ、今日の伝言開いて」と話しかけるとgoo of thingsの伝言機能が起動する。その後「伝言を開いて」と発話すると、保護者の音声を聞くことができる。更に「伝言を残して」と発話すると、Amazon echoからgoo of thingsアプリへテキストでメッセージを送ることができる。
これにより、職場等の外出先で子どもの帰宅時に通知が来ても連絡が取れないという課題を解消する。また、音声による伝言で子どもの安心感を醸成するとともに、親子間のコミュニケーションを活性化させるという。
今後、伝言機能はAmazon Alexa以外のクラウドベースの音声サービスとの連携や、各社が提供するスマートスピーカー等に対応していくことを検討している。
【関連記事】
・NTTレゾナント、家族の繋がりを強めるIoTサービス「goo of things」を提供開始
無料メルマガ会員に登録しませんか?

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。