パリ–(BUSINESS WIRE)—-(ビジネスワイヤ)–シエラ・ワイヤレス(NASDAQ:SWIR)(TSX:SW)は6月22日、次世代スマートワイヤレスモジュールのAirPrime® WPシリーズを発表した。
システムの複雑性を低減し、モノのインターネット向けにネットワーク接続した製品やアプリケーションを迅速に開発できる設計となっている。
シエラ・ワイヤレス組み込みソリューション部門担当バイスプレジデントのダン・シーラーは、次のように述べている。
「新モジュールのAirPrime WPシリーズのリリースで、強力に統合されたデバイス/クラウド間のアーキテクチャーを提供して、当社のお客さまがより簡単に革新できるようにしました。 最新モジュールのWPシリーズは、オープンソースのLegato™プラットフォームで動作するアプリケーションプロセッサーを搭載し、機器とアプリケーションの管理にAirVantage®クラウドを利用できるほか、新しいオープンハードウエア参照設計を備えています。このため開発者は、単独モジュールを使って迅速に接続型製品を開発し、あらゆるアプリケーションを動作させることができます。」
WPシリーズは、AirPrime HLシリーズと交換可能で、サイズも完全に適合する。
3Gと4G LTEタイプがあるほか、一部モジュールは2Gフォールバック機能を備えている。
新モジュールのWPシリーズはHLシリーズ同様、半田付けで固定したり、ソケットと利用したりできるので、製造と在庫管理を柔軟に行なえる。
シエラ・ワイヤレスはWPとHLの両シリーズの製品ラインで、CF3™(common flexible form factor)という名称のフォームファクターを複数世代にわたってサポートするため、数年かけて導入予定の顧客に安全な移行手段を提供している。
次世代AirPrime WPシリーズは、常時接続よりも電力管理を優先する必要があるアプリケーション向けに、業界トップクラスの超低電力モードを提供している。
このディープスリープモードは、常時接続が不要な太陽電池式またはバッテリー式の産業アプリケーションに理想的で、これまで実用的でなかった新たなセルラー接続アプリケーションの可能性が開かれる。
OEMと開発者にとって、プロセッサーや機器ソフトウェアに無線機能を統合するのは、複雑で時間のかかる作業だが、地域ごとや製品世代ごとに修正が必要な場合はなおさらだ。位置ベースのサービスが必要な場合は、全地球航法衛星システム(GNSS)レシーバーも統合しなければならない。
さらに無線接続によるデータ、接続されている資産、その位置を集約し、企業アプリケーションに送信する必要がある。
次世代AirPrime WPシリーズは、こうしたすべての課題に対応できるように設計されている。
プロセッサーとGNSSレシーバーを統合しているため、部品数を減らし、開発者が統合に要する時間とコストを削減できる。
本モジュールのプロセッサーで動作するリナックスベースのLegatoプラットフォームは、セルラーネットワークでモジュールを通信可能にするためのモデムサービスに加え、アプリケーションフレームワークと安全な処理スペースを提供し、他社製アプリケーションを利用できるようにしている。
AirPrime WPモジュールは、Legatoを通じてAirVantageクラウドと予め統合してあるため、導入後は機器および機器データの設定・管理をシンプルかつ安全に行なえる。
新しいAirPrime WPシリーズ、そしてパリのシエラ・ワイヤレス・インベーション・サミットで発表されたオープンハードウエア参照設計(プロジェクターmangOH™)、IoTコネクターオープンインターフェース標準についての詳細情報は、下記を参照。
http://www.sierrawireless.com/WP_launch
シエラ・ワイヤレスの販売窓口へのお問合せは、下記を参照。
TEL : +1-877-687-7795
HP : http://www.sierrawireless.com/sales
シエラ・ワイヤレスについて
シエラ・ワイヤレス(NASDAQ:SWIR)(TSX:SW)は、インテリジェントな無線ソリューションでモノのインターネットを作り出し、組織が接続された世界で革新を行えるように支援している。
業界で最も包括的な2G、3G、4Gの組み込みモジュールとゲートウェイのポートフォリオを提供しており、これらの製品はシエラ・ワイヤレスのセキュアなクラウドサービスや接続サービスとシームレスに統合できる。
世界中のOEMと企業は、ネットワーク接続した製品やサービスを市場に素早く投入するために、当社の革新的ソリューションに信頼を寄せている。
シエラ・ワイヤレスは世界各地に950人以上の従業員を抱え、北米、欧州、アジアで研究開発センターを運営している。
http://www.sierrawireless.com/
AirPrime、Legato、AirVantage、CF3、mangOHはシエラ・ワイヤレスの商標。本リリースで言及するその他の製品とサービス名は、それぞれの所有者の商標である可能性がある。
将来見通しに関する記述
本プレスリリースには将来見通しに関する記述が含まれ、それらの記述にはリスクおよび不確定要素が含まれている。
そうした将来見通しに関する記述に関連した内容として、特にシエラ・ワイヤレスのサービスや製品の導入および機能強化に関する計画や時期、将来の市場状況、供給状況、流通経路やエンドユーザーからの需要状況、売上高、粗利益率、営業費用、利益、その他の予想事項、意向、計画など、このプレスリリースには含まれながら歴史的事実ではない事項がある。
将来の売上高と利益に関するシエラ・ワイヤレスの予想は、シエラ・ワイヤレスの能力として、現在のところシエラ・ワイヤレスが製造しておらず、規定された仕様を満たす製品をシエラ・ワイヤレスが首尾よく開発・製造・供給する能力に一部依存している。
このプレスリリースの中で、「計画する」、「予想する」、「考える」、その他類似の表現が使われた場合、それらの表現は通常、将来見通しに関する記述を表している。
それらの記述はシエラ・ワイヤレスの現在の予想を反映している。それらの記述は、技術の変化やワイヤレスデータ通信市場の変化など、多くのリスクや不確定要素の影響を受けるが、これらに限定されるわけではない。
ワイヤレスデータ通信市場を取り巻く多くのリスクや不確定要素を踏まえ、このプレスリリースに含まれる将来見通しに関する記述が現実化すると、当社が確約できないことを読者は理解する必要がある。
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