昨今、生活者の行動や価値観、ライフスタイルの変化が加速している。
企業は生活者の新たな購買行動やニーズを予測する、精度の高いマーケティングが求められている。
その一方で、高度なマーケティングを実現するのに欠かせないデジタルサービスの活用において、使いこなす人材が不足していることが課題だ。
そこで、大日本印刷株式会社(以下:DNP)は、過去の実績に基づく将来の製品・サービスの需要等の予測分析を支援する「予測AI(人工知能)機能」を開発し、既存サービスである「DNPマーケティングクラウド」に追加した。
予測AI機能により、従来は専門家やデータアナリストが行ってきた、分析に必要な予測モデルを自動的に構築することができる。
つまり、機械学習やプログラミングなどの専門知識がない担当者でも予測分析できるようになるのだ。
また、「DNPマーケティングクラウド」との連動によって、データ収集から予測、最適な施策立案まで一貫して行い、企業のマーケティング活動の効率化や新規事業の創出を促進することができるとしている。
「予測AI機能」の特長
専門スキルなしでも予測モデルの作成が可能
直感的に使えるユーザーインターフェースで予測分析に関するデータを操作できるため、機械学習やプログラミングの専門スキルがなくてもデータから予測分析に必要な予測モデルを作成することができる。
精度の高いスピーディーな予測分析を実現
「予測AI機能」に「DNPマーケティングクラウド」のデータプレパレーション機能を連動させることで、予測分析に必要なデータを整形することが可能。整形したデータの差し替えも実行でき、迅速に精度の高い予測分析を実現する。
専門コンサルタントが予測分析の導入・活用までを支援
企業がこれから予測分析に取り組む場合でも、専門的なスキル・ノウハウを持ったDNPのコンサルタントが、予測AIの導入や活用に必要となる予測前のデータ準備や分析した需要予測などを基にした具体的なマーケティング施策の策定までを支援する。
各業界での多様な用途で活用が可能
メーカーや流通・小売業界では、商品の需要予測、顧客の購買行動、来店客数等の予測分析などに活用することができる。また、金融業界では、サービス解約率、適切な融資額の予測分析などに活用可能だ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。