株式会社フォトシンスは、全国の累計5,000社以上で導入されている「Akerun入退室管理システム」のIoTデータを活用し、緊急事態宣言などを経たオフィス出勤者数の推移に関する調査結果の更新版を発表した。
この調査は、フォトシンスが2020年4月に発表した「緊急事態宣言前後のオフィス出勤状況 調査レポート」の更新版となるもので、新型コロナウイルス感染症の影響が拡大する前の2020年3月1日から、3回目の緊急事態宣言が終了した週の2021年6月26日までの期間に、「Akerun入退室管理システム」を利用してオフィスに出入りしたアクティブユーザー数の推移を調査したものだ。
調査地域は、東京都と大阪府に加え、東京都と大阪府を除く45道府県の3エリアを対象としている。
調査概要と調査結果の要旨
新型コロナウイルス感染症の本格的な拡大前(2020年3月2日)と、第1回〜3回の緊急事態宣言各回の期間中に、最小の出勤率を記録した週の1日あたりの平均出勤者数の割合で比較。2020年3月2日の出勤者数を100とした場合の、調査対象期間の各週の1日あたりの平均出勤者数の割合。(土日・祝日は除く)
東京都の出勤率
30.4%(1回目)、48.5%(2回目)、54.4%(3回目)。
大阪府の出勤率
34.9%(1回目)、57.2%(2回目)、50.9%(3回目)。
東京都と大阪府を除く45道府県での出勤率
49.1%(1回目)、62.3%(2回目)、67.8%(3回目)。
※東京都における緊急事態宣言の期間(1回目:2020年4月7日〜5月25日、2回目:2021年1月8日〜3月21日、3回目:2021年4月25日〜6月20日)

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