情報技術開発株式会社の連結子会社であるTDIプロダクトソリューション株式会社(以下、TDIPS)は、製造業のスマート工場化を支援するIoTプラットフォーム「T-EDGE(つなぐエッジ/ティーエッジ)」を、2022年7月19日より提供開始した。
「T-EDGE」は、PLC、センシングデバイスなどの設備からデータ収集を行い、データ処理を行うエッジコンピュータ 「T-EDGE Data Controller」と、収集したデータの蓄積、データ分析、発報機能などを搭載したBIツール「T-EDGE Framework」から構成されるソフトウェアだ。
エッジコンピュータを生産現場に設置し、センサや生産設備のデータを取り込むことができ、PLCが保持する情報もプログラムを修正することなく収集することが可能なため、既存設備の状態を把握することができる。
データはデータベース収集するため、他のITシステムとの連携も可能。他のITシステムの情報を取り込み、取得したデータと連携して制御することもできる。
ネットワークは、ユーザのネットワーク環境へ接続するか、ローカルネットワーク環境を構築しての接続、両方に対応可能だ。

また、BIツールを備えているため、データ分析を容易に行うことが可能。画面の仕様は作成依頼することができ、ユーザ自身での画面作成を行うことも可能だ。
なお、「T-EDGE」の実機を用いたソリューション事例は、2022年7月20日~22日に東京ビッグサイトにて開催される、INDUSTRY-FRONTIER 2022内の「第4回”つながる工場”推進展」にて紹介される。
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