株式会社クレスコは、同社のIoTソリューションブランド「CLIP」を使用し、大学・高等専門学校向けの学習教材「動かして学ぶIoTとAI」の提供を開始した。
「動かして学ぶIoTとAI」は、IoT・AI・クラウド・データ通信を学ぶための教育コンテンツとIoTプラットホーム、機材がセットになったサービスだ。
シラバス、教育ガイド、サンプルプログラムがついており、授業の教育サポートやQ&A対応もオプションで提供される。また、実際に機材を動かす中で生じる疑問や質問などにも対応している。
講義では、教育ガイド(IoT編、AI編)に沿って、IoTやAIの基礎的な技術を学習することができる。
IoT編では、プログラム開発環境の整備から始まり、付属のSONYオンボードマイコンSpresenseやカメラを使ったプログラミング、LPWA通信を使ってのクラウドへのデータ転送、WEBアプリケーションでのデータ活用方法などを学ぶことができる。
AI編では、NNC(Neural Network Console)を利用して、ディープラーニングの要素を学ぶ。IoT編で学んだ技術と組み合わせて、取り込んだ画像でAIモデルを作成する学習が行えるほか、SpresenseにAIモデルを組み込んでのエッジAI技術も学習することが可能だ。
なお、「動かして学ぶIoTとAI」は、数理・データサイエンス・AIを理解し活用できる人材教育プログラムを認定する、文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」への認定を支援するものだ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。