monoAI technology株式会社は、Epic Gamesが配信しているオンラインゲーム「フォートナイト」に特化した企業向けのメタバース空間制作サービス「XR CLOUD」を開始した。
フォートナイトは、Epic Gamesが配信しているオンラインゲームで、メタバースプラットフォームとして提供されている。
フォートナイトのユーザは、オンラインで対戦する「バトルモード」と、ユーザがフォートナイト上に独自のメタバース空間およびオリジナルゲームを制作することができる「クリエイティブモード」でプレイしている。
海外では、「クリエイティブモード」で制作した独自のメタバース空間を利用し、有名アーティストによる音楽ライブの実施、大手菓子メーカはブランドの世界観をゲーム内に反映させ、遊びながら自社製品を認知してもらえる環境作りを行うなど、新たなコミュニケーション手法として利用が増えている。
ゲームや体験を設計・開発し、フォートナイトに直接公開するためのPCアプリケーション「UEFN」では、物体の質感、光、影など、再現性の高いメタバース空間を構築できるほか、ゲームの要素やデザインを非ゲームの環境や活動に取り入れるゲーミフィケーションを組み合わせることも可能だ。
今回発表された「XR CLOUD」は、企業セミナーや社内懇親会など、参加者のエンゲージメント向上を目的とした、様々なイベントにおけるビジネス交流ソリューションだ。メタバース空間制作に加え、制作した空間でのイベント運営、プロモーション支援などを一貫してサポートする。
なお、「XR CLOUD」は、Epic Gamesによるスポンサーシップおよびサポートは受けておらず、独自に運営されるものだ。
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