GDX株式会社は、ジェネレーティブAIを活⽤して、ブランド企業のEC運⽤業務を効率化するソリューション「GDX EC Operation Office by Generative AI (仮称)」を開発し、2023年8月上旬より一部クライアントに向けた試験提供・運⽤を開始する。
第一弾として、3つのβ版ソリューションを提供する。
1つ目は、AI需要予測における商品追加発注業務の効率化と発注精度の向上だ。AI需要予測を行うことで、在庫量の低減と粗利率の向上へつなげる。
2つ目は、ECに利用するアパレル・シューズ等のモデル着用画像のAI画像生成だ。
これにより、撮影・画像加工・モデル起用等のクリエイティブコストの削減や、モデル着用画像制作リードタイムの短縮につなげる。
3つ目が、ChatGPTを活用した、EC運用業務の平準化及び安定化を図るための社内ナレッジ共有効率化を図るソリューションだ。
これにより、EC担当メンバーや運用ベンダー等のナレッジをドキュメント化する。社内各所に散っていた情報を1箇所に集約し、ChatGPTを活用してその課題と解答を整理する。
また、チャット形式で運用メンバーに共有することで、EC運用業務の平準化及び安定化を推進する。
その他にも、EC運用業務における9つのカテゴリー(マーチャンダイジング・マーケティング・データマネージメント・システム・在庫アロケーション・クリエイティブ・ロジスティクス・カスタマーサポート・決済/会計/管理)における50個のタスクをピックアップし、ソリューションによる業務改善を図る。
なお、「GDX EC Operation Office by Generative AI(仮称)」は現在、⽶・シリコンバレーの研究開発拠点及びインド・バンガロール開発拠点等にてソリューションを開発中であり、2023年秋頃に正式なサービスリリースを予定している。
また、50個のタスクをカバーするソリューションに関しても、今後順次リリースしていくとのことだ。
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