道路交通法の改正に伴い、2023年12月1日から、車両を5台以上または、定員11人以上の車両を1台以上保有する事業者は、運転前後のアルコールチェックにアルコール検知器を用いることが義務化される。
こうした中、株式会社デンソーテンは、2023年6月より発売中の通信型ドライブレコーダを活用した、法人向け安全運転管理テレマティクスサービス「Offseg(オフセグ)」が、2023年12月下旬より、他社アルコール検知システムと連携することを発表した。
「Offseg」は、ドライブレコーダを活用し、AIとクラウドで安全運転管理と車両管理を行うサービスだ。
今回「Offseg」との連携対象となるアルコール検知システムは、株式会社パイ・アール製「アルキラーNEX」(2023年12月下旬開始予定)と、株式会社アネストシステム製「BSS for ALC」(2024年3月開始予定)だ。
今回の連携により、ドライバーがアルコールチェックを行うと、測定結果がアルコール検知システムを提供する各社のクラウドへアップロードされる。
その後、デンソーテンのクラウドと連携し、「Offseg」の日報・月報に測定結果を表示する。安全運転管理者は、「Offseg」の管理画面上で乗務員ごとの運行記録とアルコール検知結果を同時に確認することができる。

なお、すでに「Offseg」を導入している利用者に対しても、システムバージョンアップにより無償で対応するとのことだ。(※アルコール検知器および検知システムは別売)
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