日販、GATARIのMR技術を活用した店頭集客ソリューション「ボイスフレンド」を提供開始

日本出版販売株式会社（以下、日販）は、株式会社GATARIが提供するMRプラットフォーム「Auris（オーリス）」を活用し、店頭集客ソリューション「ボイスフレンド」を企画・開発した。

「ボイスフレンド」は、空間のスキャンデータとスマートフォンのカメラで体験者の位置を認識し、体験者の移動や視線、選択に合わせてインタラクティブな音声演出を行う、店頭集客ソリューションだ。

あらかじめビーコンやセンサ等の設備を追加する必要がないため、屋内外を問わず音声イベントを行うことができるほか、位置認識がGPSに依存しないため、大型施設でも複層階にわたっての導入が可能だ。

例えば、書店に留まらず、ショッピングセンターやデパート、屋外施設などの場所への導入が想定されている。

なお、「ボイスフレンド」の第一弾は、「文喫 六本木」にて、2023年11月28日から12月22日の期間、「七海ひろきと書店巡り in 文喫 六本木」を実施する。

企画のオリジナルグッズとして、撮り下ろしビジュアルを使用したブロマイドセットのほか、スマートフォンをかざすと音声を聴くことができるAR機能付きアクリルキーホルダーを販売する。

音声はその場でしか聴けない録り下ろしで、制作はラジオ局・株式会社J-WAVEが担当する。

また、2024年2月頃より、第二弾、第三弾も順次実施する予定だ。

IoTNEWS編集部

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