株式会社日立ソリューションズは、PPAPメール受信時の対策や、誤送信防止も含めた送信時の対策が可能な「活文 メールゲートウェイ クラウドサービス」を、2024年1月10日から提供を開始する。
これまで、「活文 メールゲートウェイ クラウドサービス」は、オンプレミス版で提供されていたが、今回クラウドサービスの提供を開始した。社外から暗号化ファイルとパスワードを、メールの同一経路で送付されるPPAPメールを自動的に隔離し、添付ファイルを検疫した後に安全に受け取る手段を提供するサービスだ。

企業は、PPAPの完全廃止に向けた過渡期においても、メールセキュリティの安全性を高め、業務を遂行することができる。
従業員は、PPAPメールが隔離された通知を受けた後、メールの内容をブラウザから確認する。添付ファイルを受け取る必要がある場合は、パスワード入力して復号した上でウィルスチェックを行い、安全が確認できたメールのみ受信させるという運用が可能になる。
社外宛てメールの添付ファイルは自動的に分離され、「活文 メールゲートウェイ クラウドサービス」のサーバにアップロードされる。メール本文には、ダウンロード用URLを記載することで、ファイルを安全に送信することができる。
また、2024年3月提供開始予定であるメールの一時保留や、上長承認機能などにより、うっかりミスによる誤送信も防止する。
なお、「活文 メールゲートウェイ クラウドサービス」は、日立グループのPPAPメールに対するセキュリティ強化対策としても採用されている。
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