エレコム株式会社は、3本アンテナを採用したWi-Fi 6(11ax)対応ギガビットルータ「WRC-X3000GS3-B」を、2023年12月上旬より発売する。
「WRC-X3000GS3-B」は、使用するデバイスとの通信を最適化し、5GHzにおいては3本のアンテナを採用することで、遠くの部屋でもより高速な通信を可能とするギガビットルータだ。
Wi-Fi 6(11ax)に対応し、5GHz帯は最大2402Mbps、2.4GHz帯は最大574Mbps(ともに理論値)での通信が可能だ。
複数台接続に強い「OFDMA」、送信情報量をアップする「1024QAM」、複数台の同時通信が可能なMU-MIMO(最大2台)、スマートフォンのバッテリーが長持ちするTWTを採用しており、オンラインゲームや4K動画の視聴、テレワークやオンライン学習など、インターネットの同時利用に対応している。
また、「バンドステアリング機能」を搭載しており、5GHzか2.4GHz帯を自動で選択・接続する。
さらに、集中して電波を送信する「ビームフォーミングZ」により、iPhoneやAndroidなどの対応する端末では、離れた場所でも通信を安定させている。

セキュリティに関しては、セキュリティWi-Fi(通信分断機能)が搭載されており、他の端末からウイルス感染されたり、情報を盗み見られたりする危険性を軽減させている。
加えて、子どものネット使いすぎを防止する「こどもネットタイマー3」を搭載しているほか、セキュリティ規格「WPA3 Personal」に対応している。
他にも、「友だちWi-Fi」(ゲストSSID)機能が搭載されており、自分のプライバシーを守りながら安全にWi-Fiを提供することが可能だ。(2.4GHz帯のみ使用可能)

導入方法は、使用中のルータと「WRC-X3000GS3-B」のWPSボタンを押すことで、スマートフォンやタブレット、テレビなどのWi-Fi接続機器を再設定する必要がなく、Wi-Fi接続することができる。
IPv6 IPoEインターネット接続の場合は、インターネットポートにLANケーブルを接続することでインタ―ネットを利用することが可能だ。
なお、本体は、エレコムの従来品「WRC-X3000GS2-B」に比べ約21%サイズダウンしており、通常設置の縦置きに加え、壁掛けにも対応している。

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