Pudu Robotics(以下、PUDU)は、同社が提供するネコ型配膳ロボットの主力製品「BellaBot」の次世代モデル、「BellaBot Pro」を発表した。
「BellaBot Pro」は、ネコ型配膳ロボットの次世代モデルで、18.5インチのディスプレイ、最新AI、最新カメラなどを搭載している。
また、レーザとビジョンの融合により、マーカー不要の簡単なマッピング設定を実現し、最大30メートルの天井や最大200,000平方メートルのエリアでの環境で使用できるようになったほか、マッピング設定に要する時間が平均75%短縮された。
「BellaBot Pro」のフロントカメラは、手を振るなどの特定の客のジェスチャーを検出できるほか、トレイの上に配置された魚眼カメラとライトにより、トレイ上の物体の有無を検出できるようになった。客がトレイから料理を受け取ると、タスクが完了したことを自動的に認識し、ボタン操作なしで次のタスクに進む。
さらに、トレイ上の料理を認識し、音声案内を通じて料理の紹介をすることができるようになった。
これらの機能により、広告や販促としての使用、新たな音声や挨拶、料理の識別、客のボタン操作なしでの料理受取の認識などが可能になった。
同モデルは、アメリカやヨーロッパなどではすでに販売されており、日本での販売開始時期は現在調整中とのことだ。
なお、販売に先立ち、2024年7月3日、4日の2日間、神戸国際展示場1号館・2号館にて開催の「FOOD WAVE 2024 KOBE」リテールメディアゾーンに登場予定だ。
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