モースマイクロと万創科技は提携し、「VT-USB-AH-8108 Wi-Fi HaLowアダプター」を共同で開発し、2025年第2四半期に提供予定であると発表した。
「VT-USB-AH-8108 Wi-Fi HaLowアダプター」は、モースマイクロの最新チップセットMM8108を搭載しており、超高効率・高スループットのワイヤレスソリューションを企業や開発者に提供できるよう設計されている。
コンパクトな筐体や、世界中で活用できる単一のグローバルSKUなのが特徴だ。また、スループットはUDPで最大30Mbps、TCPで最大23Mbpsの速度で、大容量データ転送をサポートする。
なお、追加で他のハードウェアを用意する必要がないほか、インストールや設定は不要とのことだ。
万創科技の会長兼総経理の魏波(ボー・ウェイ)氏は、「このデバイスは、グローバル市場において導入が容易で拡張性の高い、最先端の電力効率に優れた接続ソリューションを提供するという当社のコミットメントを体現している。その高いスループットとコンパクトな筐体形状により、IoT接続におけるゲームチェンジャーになるだろう」と述べている。
また、モースマイクロの共同創業者兼CEOであるマイケル・デニル氏は、「両社のコラボレーションは、Wi-Fi HaLowの長距離・低消費電力接続に対する需要の高まりの表れだ。万創科技のプラグアンドプレイ・ソリューションにより、企業はWi-Fi HaLow技術を自社のIoTエコシステムにシームレスに統合することができる」とコメントしている。
なお、「VT-USB-AH-8108 Wi-Fi HaLowアダプター」は、2025年第2四半期に提供開始予定だ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。