AGRIST、約1000キロ先の農場と鹿児島市幼稚園をつなぎキュウリの遠隔収穫体験実施

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AGRIST株式会社は、鹿児島県鹿児島市のこまつばら幼稚園にて、園児向けにキュウリ収穫ロボットの遠隔収穫体験を2023年12月18日に実施した。

AGRISTが提供するキュウリ収穫ロボットは、レール走行式で移動し、独自開発された収穫ハンドでキュウリを吸着し、吸着できた場合のみ掴みながらはさみで果柄をカットする。その後、ロボットにセットしたコンテナへ折れないようキュウリを置く仕様となっている。

前進機であるピーマンの自動収穫ロボット「L」の機構を一部応用し開発を進め、2023年9月に埼玉県の農場でレンタル導入が開始されている。

AGRIST、約1000キロ先の農場と鹿児島市幼稚園をつなぎキュウリの遠隔収穫体験実施
キュウリ収穫ロボットがハンド部で吸着している様子

今回実施された収穫体験は、社会科体験と食育の一環として実施されたものだ。

当日は、代表園児たちが埼玉県羽生市の農場のロボットを遠隔操作し、実際のキュウリの収穫体験を行った。各クラスに設置されているモニターで遠隔収穫の様子を映し、協力しながら収獲した。

AGRIST、約1000キロ先の農場と鹿児島市幼稚園をつなぎキュウリの遠隔収穫体験実施
一人の園児が操作をする様子を応援する園児たちの様子

後日、こまつばら幼稚園には遠隔収穫体験で収獲したキュウリを含め500本が羽生農場から贈られたとのことだ。

こまつばら幼稚園の園長は、「タブレットで動画やゲームをするだけでなくロボットも動かせるようになることや、農家の人の手助けもできることを体験から記憶に残る体験をさせられたと思います。AIをはじめとする様々な技術を使いこなせるようになって欲しいです。」と述べている。

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