株式会社NTT e-Drone Technology(以下、NTTイードローン)は、富山県が事業開始した富山スマート農業高精度位置補正情報サービス(以下、富山RTKサービス)の提供業務を、2024年6月1日より受託したと発表した。
NTTイードローンはこれまで、農業ドローン「AC101 connect」の開発と普及を通じて、ネットワークRTKを用いた高精度な自動航行による農作業の省力化や高度化を推進している。
既存のネットワークRTKサービス配信事業者と連携し、接続検証の実施や農業従事者からの問い合わせに対応している。
こうした知見を活かし、NTTイードローンは富山RTKサービス向けに以下の三つの業務を受託する。
一つ目は、富山県の農業従事者にとって最適な既存の配信サービスの選定や提供だ。
二つ目は、富山RTKサービスを利用するために必要な農業従事者からの申込や問い合わせ対応業務、そして三つ目が、富山RTKサービスの普及に資する資料作成やイベントの実施だ。
既存の配信サービスを利用することにより、自治体が自ら固定基地局を設置運用する場合と比べて、安価で安定的なサービスの実現と運用が可能となる。
また、申込や問い合わせ対応といった業務をNTTイードローンが担当することで、ユーザ対応と普及活動が推進されるのだとしている。
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