NTT東日本他、豚舎内の温湿度・アンモニア臭気濃度等をモニタリングする検証を開始

東日本電信電話株式会社神奈川事業部(以下、NTT東日本 神奈川事業部)は、有限会社横山養豚において、2024年6月1日より嘉創株式会社が提供する豚舎環境の温湿度・アンモニア臭気濃度等をモニタリングするシステム「AIOTICAを活用して、周辺住民への臭気対策とともに豚舎内の環境対応の最適化をめざす検証を開始していることを発表した。

NTT東日本 神奈川事業部では、2019年より神奈川県養豚協会、神奈川県畜産技術センターと、温湿度データや豚の衛生環境などを監視する「飼養環境の見える化」実証実験を行なっており、これを皮切りに「センサを用いた適切なCO2濃度を維持・管理方法の見極め」「AIカメラを活用した体重・体格・肉質の計測および推定算出、飼育状況のデータ活用などのシステム化」など、スマート畜産に関する実証実験を実施してきた。

そして今回、上記の取り組みにて連携実績のある株式会社フルノシステムズの協力を得ながら、横山養豚をフィールドとして、豚舎内の温湿度・アンモニア臭気濃度等をモニタリングするシステム「AIOTICA」を活用した環境対策の検証に至ったのだという。

NTT東日本他、都市型畜産での豚舎における環境対策の検証を開始
実証実験での機器設置模様

横山養豚社長の横山清氏は、「横浜という土地柄、都市型養豚を念頭に置いた環境整備・臭気対策が非常に重要だと考えている。また、良い飼育環境こそがおいしい豚肉をつくる重要な要素でもある。横山養豚は、臭気対策として県内でも数少ないオゾン噴霧装置をすでに導入しているが、今回の取り組みを通して、豚舎内の環境を見える化・数値化をすることにより、今までの臭気対策の検証とともに、より良い都市との共存を目指していきたい。」とコメントしている。

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