国内では、昨年の新型コロナウイルス感染拡大を受け、オンライン会議やオンライン授業の利用が加速している。一方で、対面とは異なりリアルな会議や授業の臨場感に乏しく、発言者の表情や感情を感じづらいという課題も抱えている。
アイリスオーヤマは、より臨場感のある会議や授業の環境を提供する「AIインタラクティブホワイトボード」4機種を3月19日(金)より企業や教育機関向けに販売を開始すると発表した。
「AIインタラクティブホワイトボード」は、高精細4Kプロフェショナルカメラを内蔵することで、一般的なwebカメラでは伝わりにくかった参加者の細かい表情を捉えられ、12個の高性能マイクにより臨場感のある音声を伝えることができる。
また、専用アプリケーションと接続することでスマートフォンやタブレット、パソコンなど最大20台の機器を接続し、リアルタイムに資料を共有し、相互で操作可能だ。
さらに、AIノイズキャンセリング機能により、オープンスペースでのオンライン会議でも、集音範囲内のみの音声を拾って外部の音を遮断するため、周囲の音を気にせず会議を進行することができる。
なお、「AIインタラクティブホワイトボードPRO」2機種では、AIが発言者の声と位置を特定して自動でクローズアップするため、会議の発言者を認識しやすくする。
■「AIインタラクティブホワイトボード」商品特長
1. 4K映像と12個の複数マイクによる臨場感を表現
2. AIノイズキャンセリング機能で集音範囲外の音を遮断
3. AIが、発言者の位置を特定して自動でクローズアップ(AIインタラクティブホワイトボードPROのみ)
■その他の特長
ホワイトボードに書いた文字や図はAIによってデジタル変換される機能が搭載されており、ペン反応速度は遅延が少ない。そしてジェスチャー機能により、フリック・ズームイン・ズームアウト・削除などの操作を感覚的に行うことができる。
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