パナソニックi-PROアイプロセンシングソリューションズ株式会社は、新しいスタンダードモデルとして「i-PRO Sシリーズ」ネットワークカメラを9月から発売し、パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社を通じて販売すると発表した。詳しい特長は以下の通り。
- ネットワークカメラ内で映像分析・解析を実現するAIプロセッサーを標準搭載
- ネットワークカメラ1台に最大2つのアプリケーションを追加可能
- 画質による視認性の向上
- 人の叫び声やガラスの破損音、クラクション、銃声といった種別ごとのAI音識別機能も搭載
新しいスタンダードモデルとしてAIプロセッサーを標準搭載している。従来のネットワークカメラでは難しかった映像の分析・解析といった高負荷のAI処理をカメラ内で行うことで、サーバー側で行っていたAI処理の負荷が分散され、カメラ単体で映像の分析・解析をすることが可能だ。また、カメラ内で顔や人、車両、二輪車を自動で識別することができる。
ネットワークカメラ本体に搭載されたAIプロセッサーを活用して、さまざまな分野、市場に適したアプリケーションを追加することで、利用者のニーズに対応する。また、ソフトウェア開発キット(i-PRO Camera SDK)の提供も行い、サードパーティによるアプリケーション開発も可能だ。
パナソニックの従来品(Sシリーズ)と比べて画質を改善し、これまで以上の精度で検知・識別・判定を行うことができ、分析・解析に適した映像を提供する。また、AI技術を利用して顔・人・車両・二輪車を識別し、対象となる物体の速度に合わせてカメラの設定を自動で最適化、ブレない映像を提供する。夜間の暗い環境においても、視認性が向上した。
新しくAI音識別機能を搭載し、人の叫び声やガラスの破損音、クラクション、銃声といった音を識別し知らせることで、映像監視をより強化することを実現した。
i-PRO Sシリーズを活用することにより、事件事故の未然防止への貢献や業務効率化などに貢献する。
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