広島県三原市は、株式会社三菱総合研究所、株式会社アイネス、株式会社アイネス総合研究所の3社が共同で企画・開発した、自治体相談業務支援サービス「AI相談パートナー」を導入し、実証実験を行うことを発表した。
「AI相談パートナー」は、自治体における住民相談を対象に、音声認識やデータ分析技術等のAI活用により、相談員の業務を支援するサービスだ。
機能は「会話の自動テキスト化機能」「相談時の職員支援ガイダンス表示機能」「記録票作成サポート機能」「相談データ分析機能」があり、今回の実証実験では、「相談データ分析機能」以外の機能を活用して行われる。(今後追加予定)
今回実施される実証実験では、市民からの福祉関係等の相談において、相談者の同意を得て「AI相談パートナー」のサービスを利用し、相談内容の録音・自動テキスト化を行うとともに、AIによる相談内容の分析に基づく職員へのサポート機能を活用する。
期間は2021年10月25日から2022年2月28日で、計4課7業務において業務ごとに期間を区切り実施される。
期待される効果や活用場面は、自動テキスト化機能による記録及び対話技術の確認・共有、相談時のガイダンス表示機能による知識の補足、記録票作成サポートによる省力化及び確認漏れの防止、としている。
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