ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、映像とAIを活用してコーチングをサポートするスイミングスクール向けのシステム「スマートスイミングレッスンシステム」が、コナミスポーツ株式会社の「運動塾スイミングスクール」に採用されたことを発表した。
まずは2022年4月1日、「運動塾デジタルノート」の名称にてコナミスポーツクラブ本店より導入を開始し、その後全国へ拡大。2023年3月末までに約100店舗のスクールに順次導入していく予定だという。
「スマートスイミングレッスンシステム」では、プール施設に複数のカメラを設置して映像を撮影し、レッスン中、生徒は泳いだ直後にプールサイドのタブレットで自分の泳ぎを動画でチェックすることができる。

また、独自のAIアルゴリズムにより、撮影した複数カメラの水面・水中の映像から泳いでいる人を検出し、最適なアングルを組み合わせた動画コンテンツに自動編集され、クラウド経由で個人別ページに配信することが可能。
スマートスイミングレッスンシステム」の主な特長
スイミング画像認識AIアルゴリズム
泳いでいる人数の多さや、水面の揺れや光の反射・屈折の影響を加味した独自のAIアルゴリズムの開発により、映像から被写体を追従して、複数カメラから最適なアングルを組み合わせた動画の自動編集を可能にしている。
グループ指導・現場オペレーションに最適なアプリケーション
グループ指導での運用のしやすさを考慮したUI/UXを実現。例えば、レッスン中でも操作しやすい画面デザイン、生徒の操作なく動画再生できるシステムなど。

スイミングスクールの環境と安全性を配慮したシステム設計
防水対応を施したソニー製小型リモートカメラを設置。独自開発した水中カメラは、4Kの高画質録画と約4㎏という軽量化を実現。

生徒ごとの個人別ページ
生徒が閲覧する個人別ページは、子どもが楽しみながらみることができるUIデザインを設計。進級テスト結果・お手本動画・コーチからのメッセージなどを、クラウド経由で配信する。
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