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人工知能(AI) > 凸版印刷と昭和村、AIを活用した介護業務支援サービス「LASHIC+」で高齢者の見守りを支援する実証実験を開始
昨今、少子高齢化や地方における過疎化の進行により一人暮らし(独居)の高齢者が増加し、これによる独居高齢者のケアや孤独死が深刻な社会問題になっている。高齢化率56.9%・後期高齢化率36.8%と高齢化が進行する福島県昭和村においても、独居高齢者への支援として現在、2名の担当職員が約100名にのぼる独居高齢者を月に複数回、定期訪問している。今後も対象世帯の増加が見込まれ、担当職員の業務負荷軽減や異常等の早期発見が課題となっている。
このほど昭和村と凸版印刷株式会社は、センシングとAIを活用した介護業務支援サービス「LASHIC+」を用いて、昭和村内の独居高齢者における見守り支援の実証実験を2022年12月下旬~2023年3月の約3か月間、実施する。
LASHIC+は、2021年より凸版印刷が介護総合支援事業を展開するインフィック株式会社と協業して開発した介護業務支援サービスである。被介護者の自宅や施設の部屋に、カメラを用いないプライバシーに配慮した温度・人感等のセンシングが可能な簡易センサーを設置することで、行動データ(人感、温度、湿度、照度、ドア開閉)を取得しAIが解析する。AIが行動データの学習を重ねることで個人に合わせた異常行動を正確に検知し、見守る人へ知らせる。
同実証では、LASHIC+の自治体向けの活用として、昭和村における後期高齢者の独居住まい約10件(7戸、1施設3床)を対象に行う。
具体的には、独居高齢者の自宅(生活支援ハウス含む)の居住スペース・トイレ等に人感やドア開閉を検知する簡易センサーを設置して対象者の行動データを取得する。AIを活用して見守り対象者ごとの行動データに合わせたアラートを設計し、異常時にはアラート発報を行う。職員はアプリ上で対象者のステータスやアラートを閲覧できる。これらの情報を基に定期訪問の最適化や異常の早期発見を実現し、業務効率化や見守り業務の質向上を検証する。
画像イメージ
今後昭和村と凸版印刷は、同実証を通して、カメラやウェアラブルデバイスを用いないセンシングによる異変の検知手法を確立し、2023年度を目標にLASHIC+を活用した高齢者が安心して暮らせる地域の見守りモデルの構築を目指し、さらに2024年度以降の本格運用に向けた検討を行うとしている。
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