木村情報技術株式会社は、同社が提供するAIチャットボット「AI-Q(アイキュー)」において、ChatGPTとのAPI連携による新機能の提供を開始する。第1弾として、2023年7月31日に質問文の自動生成機能を正式リリースする。
今回の新機能は、社内マニュアルなどの文書ファイルからQ&Aデータを自動生成する機能だ。
また、AIチャットボットの精度を向上させるための学習データとなる質問パターンも自動生成する。
生成されたQ&Aデータは、管理者が確認したうえで「AI-Q」に取り込まれる。このことにより、生成AIの弱点であった回答品質のバラつきを解決している。
木村情報技術が実施した人事総務系の学習データ作成育成における検証結果によると、自社の「AI-Q」に搭載することで、企業独自のAIチャットボットの構築期間が、従来と比べ最大80%削減することができるのだという。
なお、Q&Aデータのうち質問文の自動生成機能は7月31日リリース予定で、Q&Aデータ自動生成機能は9月にリリースされる予定だ。
また、今回発表の新機能は、AIチャットボット「AI-Q」に標準機能として搭載されるため、「AI-Q」の利用料金の変更はないとのことだ。
既に「AI-Q」を利用中のユーザには、7月末より随時無償でアップデート作業が実施される。
今後新たに新機能および「AI-Q」を導入する場合は、木村情報技術およびパートナー企業より提供される。
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