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ZHD、OpenAIと全てのAPIで利用契約しLINE・ヤフーなど従業員約2万人へ導入

Zホールディングス株式会社(以下、ZHD)では、2023年6月に、ZHD、LINE株式会社とヤフー株式会社のメンバーで編成した、生成AI社内推進組織「生成AI活用推進室」を発足し、現在63人が所属している。

また、同年3月にはZHDグループ全従業員を対象とした「生成AI利用ガイドライン」を策定するほか、AI技術の活用に際する基本方針の明確化と、実効性のある自主ルールを策定することを目的とした「AI倫理に関する有識者会議」を2021年6月より開催し、外部の専門家と議論を重ねている。

さらに、2022年7月、ユーザーのプライバシーを尊重しながらAIを安全に活用するための方針として、「Zホールディングスグループ AI倫理基本方針」を策定し、ヤフーが運営する飲食店予約サービス「PayPayグルメ」がOpenAIのChatGPTプラグイン提供開始するなど、サービスへの活用も開始している。

こうした中、ZHDは、OpenAIと、OpenAIが提供する全てのAPIに関する利用契約を締結し、グループ会社のLINE株式会社およびその子会社であるヤフー株式会社における利用を開始した。

なお、対象のAPIは、2023年7月1日時点で、OpenAIが提供する「GPT-4」や「Embeddings」、「DALL·E」などの全てが対象となっている。

また、LINEおよびその子会社、ヤフーの従業員約2万人に向けて、APIを活用した対話チャット型の独自AIアシスタントサービスを提供開始した。

独自AIアシスタントサービスの社内利用にあたっては、社内認証やネットワーク制限を行い、各社の社内ネットワーク環境下でのみ利用できる、セキュアな環境を整備している。

また、出入力情報はOpenAIモデルのトレーニングやOpenAIのサービス改善に活用されず、二次利用や第三者への提供がされない仕様としたため、利用者は社外秘情報の利用も可能となる。

今回の契約では、OpenAIが提供する全てのAPIを利用できるため、利用者は文書やメールのテンプレート作成、文案の修正、調査、文章の分類分け、外国語のテキスト翻訳、アイデア出しなどの業務シーンで活用することができる。

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