Appier Group株式会社(以下、Appier)は、全国に21のホテルを展開するホテルモントレ株式会社に、AI製品の提供を開始する。
これまでホテルモントレでは、社内に点在する顧客データの把握と統合、個別最適化サービスの提供という点が課題であった。
具体的には、顧客データを単一のCRMシステムで保存していたため、異なるプラットフォーム上にあるデータ、例えば、新規会員情報の登録・統合などの作業は、多くの時間を要していた。
また、顧客リストに一律かつ一斉にダイレクトメールを送信していたため、個別最適化されていない顧客アプローチが課題であったのだという。
そこでホテルモントレは、データ統合を実現するAI搭載CDP(カスタマーデータプラットフォーム)「AIRIS(アイリス)」、AIパーソナライゼーションクラウド「AIQUA (アイコア)」、AI会話型マーケティングプラットフォーム「BotBonnie(ボットボニー)」の3製品を導入し、個別最適化した顧客アプローチと双方向型マーケティングを実行する。
「AIRIS」は、AI分析とその結果を視覚化する機能が備わり、インサイトを捉えることができるAI搭載CDPだ。これにより、ユーザ行動に基づいたリ利益を計測することができる。
「AIQUA」は、Webサイト、アプリ、プッシュ通知、Eメール、SMS、ソーシャルメディア等、様々なチャネルにおいて、個別最適化したメッセージやレコメンデーションをAIで生成し、自動発信するサービスだ。
「BotBonnie」は、LINE、メッセンジャー、Instagram、Webチャット等のプラットフォームに組込めるオムニチャネル対応のAIチャットボットだ。
BotBonnieは、顧客接点が複数であっても、顧客のサイト内行動に基づき個別最適化と双方向型サービスの体験を創出することができるため、チャネル横断で各データを統合し、顧客インサイトを生成することで、顧客のニーズを捉えたサービス作りを開始している。
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