大型商業施設では、夜間のセキュリティ確保および来場者の安全を確保することが必要となるが、警備員不足のため、多くの施設では、人員以外の多角的な視点から警備体制の見直しと強化が検討されている。
こうした中、株式会社アジラと大和ハウスリアルティマネジメント株式会社は、愛知県春日井市の複合商業施設「イーアス春日井」において、2023年12月31日までAI警備システム「AI Security asilla」(以下、asilla)の実証実験を行う。
「イーアス春日井」は、3階建てからなる、レストランやファッション店舗など、約70店舗が入居する複合商業施設だ。
「asilla」は、行動認識技術を基にしたAI警備システムだ。既存のカメラをAI化し、異常行動や不審行動を検出したときのみ、映像を通知する。
今回、「イーアス春日井」に行動認識AIを採用した「asilla」を活用することで、迷惑行為や不審行動の早期発見や、夜間警備におけるセキュリティ体制を構築する。
なお、両社は、実証実験によって取得・解析された画像データは、実証実験および事後検証以外の目的には使用しないとしている。
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