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TOPPANホールディングス、生成AIを活用して社内システムプログラム開発の業務効率が約70%向上

昨今、生成AIの注目が高まるものの、実務における効果創出までは至らないことが多く、実効果を創出するための仕組みの構築が課題となっている。

このような中で、TOPPANホールディングス株式会社では、国内のグループ従業員約2万人に対し、汎用型文章生成AIサービスの活用を推進し、業務効率化とAIリテラシーの向上を図っている。また、近年のデジタル化やDX活用の加速もあり、新しいシステムの構築だけでなく、既存システムの保守メンテナンスを行うプログラマーの不足が課題となっている。特に、レガシーと呼ばれる旧世代のプログラム言語で組み立てられたプログラムの解読や機能追加ができるプログラマーの不足は深刻な課題になってきている。

このほどTOPPANホールディングスは、社内システムのプログラム開発業務に特化したLLM(Large Language Model:大規模言語モデル)の生成AIを導入し、導入済み業務に関しての検証を2023年8月1日~2023年10月31日まで行った結果、導入前に比べて業務時間が最大約70%短縮したことを確認した。

同実証は、プログラマーがLLMを活用した生成AIを利用し、社内システムのプログラミング要約とコード作成などを実施。プログラム開発に費やす時間を生成AI導入前と比較した。

業務特化型LLMでは、OSS(Open Source Software)-LLMを活用し、自社サーバー上に生成AIを構築しているため、高セキュリティな環境で運用することができる。また、LLMを特定の業務分野/領域に特化することにより、必要な学習量をおさえられ、高頻度での情報更新が可能だ。さらに半自動化にすることで、各LLMの情報を常に最新の状態に保つことができる。加えて、業務の内容や要求レベルに応じてLLMの性能および構築環境を最適化し、高効率かつ低コストでLLMを運用する。

TOPPANホールディングスは今後、業務特化型LLMの生成AIを国内外システムのプログラミング支援へ展開し、レガシーシステム対応を含めた社内全体システムの開発保守で30%削減を目指す。また、研究サポート業務や技術アーカイブなど、より専門業務へ展開し、その効果を検証するとともに、複数の業務特化型LLMを集約し、ユーザビリティを向上していくとした。

これらの取り組みは今後、国内外のTOPPANグループでの実証を継続し、業務特化型LLMを提供する外販サービスの展開も目指すとのこと。

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