福祉用具レンタル・販売事業を行う株式会社ヤマシタは、DWH(データウェアハウス)に生成AIを組み込んだ「Microsoft Fabric」を、全社的なデータ基盤として採用し、データアナリティクス環境の構築を開始した。
「Microsoft Fabric」は、データ統合能力と汎用性を備え、企業内のさまざまなデータソースを一つに統合し、AIと対話型で業務を行うためのプラットフォームだ。
これは、OneDriveのデータ版のように機能し、異なる形式や種類のデータを格納してアクセス可能にする。
今回、「Microsoft Fabric」を導入したことにより、非エンジニア・非データアナリスト従業員が、AIと対話しながらデータ分析を行える環境の構築を目指す。
また、データ分析をAIとの対話で実行できる人材の成長支援と、日常のPDCAサイクルへの組込みにも注力するとしている。
初期段階では、福祉用具レンタル・販売事業を中心に導入し、中長期では「Microsoft Fabric」を基盤に在宅介護のプラットフォーマーとして、利用者を中心とした360°のサービスを構築していく。
まずは、株式会社ジールの支援を受け環境設計・構築を実施している、営業領域におけるデータ分析環境構築を開始しており、2023年内には分析レポートやデータフローの開発を完了し、社内での利用を開始する予定だ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。