株式会社PKSHA Technology(以下、PKSHA)とアイテックは共同で、駐車場経営の可視化・分析を支援するAIサービス「i-BARMS PRO」を公開したことを発表した。
「i-BARMS PRO」は、アイテックの駐車場運営ノウハウとPKSHAの技術を組み合わせた駐車場運営事業者向けのサービスだ。駐車場運営に特化したデータ分析やPKSHA LLMSを用いた自動提案機能を提供する。
駐車場に関する各種データを活用し、売上管理や時間毎の入出庫、駐車スペース毎の運営状況の可視化が可能であり、PKSHA LLMSによる自動提案機能を通じ、複数のデータに基づいた経営分析ができる。駐車場業界特有の分析指標を設定し、課題発見や施策の検討を支援する。
具体的には、売上や時間ごとの入出庫率、滞在時間を加味したデータ分析に加え、過去の情報や公開されている外部データを用いて未来の売上予測等が可能な機能を搭載している。
また、PKSHA LLMSを活用し、それら複数のデータをもとに、注目すべき点を解説する。駐車場業界特有の分析指標をシステム上に設定することにより、駐車場管理会社の課題発見・施策の検討を支援している。
なお、アイテックはIT導入支援事業者として採択されており、「i-BARMS PRO」の導入は補助金対象となる。
加えて、インボイス制度や2024年1月より施行される電子帳簿保存法への対応も行われており、「i-BARMS PRO」を導入することで、駐車場精算機からの取引情報の自動連携や、最低7年間の書類のクラウド保存、検索が可能となる。
今後、PKSHAグループとアイテックは、ユーザの声を集めつつ、プロダクト改善に努めるとしている。
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