株式会社IVRyは、大規模言語モデル(以下、LLM)を活用した「AI電話代行サービス」を正式リリースすると発表した。
「AI電話代行サービス」は、Azure OpenAI Service上で提供される「ChatGPT」とIVRyの独自技術を組み合わせ、通話内容の文字起こしやAIによる内容整理がリアルタイムにできるサービスだ。
顧客が事業者の電話番号に電話をかけると、ボタンプッシュ不要でAIオペレータによる応答・ヒアリングが自動で実施される。事業者には、応答・ヒアリング後に着信内容が通知され、通話内容の録音、文字起こし、要約された内容のリアルタイム確認が可能だ。
また、現在多言語に対応するべく開発中であることに加え、問い合わせ内容に応じて対応方法(ボタンプッシュ、SMSへの情報送信等)をカスタマイズすることが可能だ。
電話代行サービスを活用している事業者は、「AI電話代行サービス」を活用することで、営業時間外を含む既存の顧客サポートやお問い合わせの一次対応が可能となる。また、既存の機能と組み合わせて、より自然な対話形式の電話自動応答を行うことも可能だ。
価格は、基本プランが、ベーシック月額3,500円、プラス月額5,000円で、オプション機能が月額5,000円だ。毎月の基本料金と従量課金のみで利用でき、初期費用は無料となっている。
なお、すでに約10社が先行導入しており、これら企業での成功実績を基に、今回の本格提供を決定したのだという。
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