日本オラクル株式会社は、「Oracle Fusion Data Intelligence」の新しいAI機能を発表した。
この機能は、データから導き出されたインサイトを元に高度なアクションに繋げることで、「Oracle Fusion Cloud Applications」のユーザが意思決定をさらに向上させることを支援するものだ。
「Oracle Fusion Data Intelligence」は、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」のサービスである「Oracle Autonomous Database」「OCI Data Lake」、「Oracle Analytics Cloud」などを基盤とした、データ、分析、およびAIのソリューションだ。
今回発表された「Oracle Fusion Data Intelligence」のAI機能は、財務、サプライチェーン、人事、カスタマー・サービスの領域に、特有の質問に対するインサイトを提供し、結果を予測する。
また、「Oracle Fusion Applications」に直接統合されたAI分析には、ERP分析やSCM分析、HCM分析やCX分析が含まれている。
さらに、新しいAI機能に加えて、「Oracle Fusion Data Intelligence」は、「Oracle Cloud ERP」の一部である「Oracle Fusion Accounting Hub」と統合し、新たに事前構築された分析機能を提供する。
これは、「Oracle Fusion ERP Analytics」のオプションSKU(Stock-Keeping Unit)として利用可能であり、この統合により、ユーザは複数の会計システムからの財務データを組み合わせて分析することが可能となる。
これによりユーザは、「Oracle Cloud ERP」やその他のシステムからの会計データにまたがって、残高、仕訳および補助元帳のトランザクション間の相関関係や不規則性を検出できるようになる。
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