ソニー、回復期リハビリテーション病棟向け予後予測AIソリューションを十勝リハビリテーションセンターと共同開発

回復期リハビリテーション病棟とは、急性期の治療を終えて、リハビリテーションを専門に行う施設だ。ここでは、リハビリテーション実施計画や、実績指数と呼ばれるリハビリ効果を示す指標の管理において、患者の予後を予測することが必須の業務だ。

従来、予後予測を行うためには現場のセラピストが、大量のデータを解析するために時間を割く必要があった。

そこでソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、AI関連事業において、社会医療法人 北斗 十勝リハビリテーションセンターとAI予測分析ツール「Prediction One」を通じた共同研究を行い、回復期リハビリテーション病棟における予後予測に活用可能なソリューションを開発した。

このソリューションでは、十勝リハビリテーションセンターの過去6年分のデータをソニーの予測分析ツール「Prediction One」を用いて学習したAIモデルを提供する。

加えて、専用にカスタマイズした「Prediction One」によってソリューションを構成している。

なお、共同研究のなかで、退院時における「歩行動作の予測」「トイレ動作の予測」「運動項目FIM(機能的自立度評価表)の予測」について、高い精度で予測が可能であることが実証されているとのことだ。

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