伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)と株式会社NTT QONOQ(以下、コノキュー)は、AIアバターを活用した接客システムの提供に向けた協業を開始した。
この協業により、コノキューのAIアバターソリューション「NTT XR Concierge」とCTCの対話型AI Hubプラットフォーム「Benefitter」を連携させ、AIアバターとの対話による新たな接客システムの開発を行う。
「NTT XR Concierge」は、音声や画面タッチ形式での質問に対して、AIアバターが音声とテキストで回答するAI接客ソリューションだ。回答が困難な問い合わせには、アバター画面のまま有人対応に切り替えることが可能で、多言語対応、アバターやロゴ・デザインのカスタマイズもできるのが特徴だ。
一方、「Benefitter」は、対話型AI Hubプラットフォームだ。視覚的に分かりやすいインターフェースで、ノンプログラミングでのチャットボット開発を可能にし、生成AIとの連携や画像解析、ナレッジベースなどの各種AI、ECや決済サービス、社内システムとの連携も可能だ。
コノキューとCTCは、「NTT XR Concierge」と「Benefitter」を組み合わせることで、顧客企業の業務に応じたAIアバターによる対話型の接客システムの提供を目指す。
利用用途としては、問い合わせ応対に加え、社内での各種手続きの案内や研修など、社内業務でのAIアシスタントとしての活用が想定されている。
なお、この対話型の接客システムの提供開始は、2024年度中を予定しているとのことだ。
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