株式会社Preferred Networks(以下、PFN)は、生成AIを活用し、想定ユースケースごとにパッケージ化したプロダクト・サービス「PreferredAI(プリファードエーアイ)」から、5つの製品を2024年11月から順次提供開始すると発表した。
一つ目は、トライアル受付中で、12月提供開始予定の「PreferredAI Talent Scouter」だ。(トップ画)
これは、AIアバターとの対話シミュレーションを通じて実務の適性評価を支援するサービスだ。応募者の対話能力や実務での振る舞いをデータ化し、採用プロセスを効率化する。
これにより、面接評価者による評価のバラつきをなくすほか、実務スキルなどの採用基準を設定することで、適切な人材の採用につなげる。
二つ目が、トライアル受付中で、2025年1月から提供開始予定の「PreferredAI Insight Scan」だ。

これは、口コミ、アンケート、日報などの大量のテキストからインサイトを発掘するサービスだ。分析目的を入力することで、大量の定性データを分類、要約し、インサイトの発掘を支援する。
また、分析目的に応じて分類カテゴリを自動で提案し、分類結果をグラフ化する。
三つ目が、11月から提供開始予定の「PreferredAI Notes」だ。

これは、社内データを検索し、リクエストに応じた文書を作成するサービスだ。
出力されたテキストはスライドファイルとしてもダウンロード可能なほか、今後はGoogle DriveやSharePointなど、既存のストレージサービスと連携できるようになるとのことだ。
四つ目が、11月から提供開始予定の「PreferredAI Automation」だ。複雑な定型業務をミニアプリにして自動化する。

請求書発行やレポート作成などの日常的なワークフローや、データ抽出タスクの自動化をミニアプリで実現できる。また、任意のフォーマットで出力することが可能で、テンプレート機能により既存の請求書や申請書フォーマットで出力可能だ。
五つ目が、12月以降提供開始予定の「PreferredAI Slide Review」だ。資料を自動レビューし、問題点をハイライトする。

法律・ガイドラインや企業独自の基準・ルールへの準拠を自動レビューし、自動レビュー後にはサマリーシートを出力する。
なお、これらの製品は、2024年10月15日から幕張メッセで開催される「CEATEC 2024」のPFNブースで試すことができるとのことだ。
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