東急リバブル株式会社とアルサーガパートナーズ株式会社は協業して、ChatGPTを活用した独自の業務特化型システムを開発し、その第一弾として構築したSNS投稿文章の作成業務を支援するシステムの運用を、2024年11月より開始したと発表した。
このシステムは、不動産情報の読取・理解からSNS投稿文章の原案作成までを生成AIが担い、それを担当者が修正するというものだ。
これにより、1件当たり45分の作業時間を10分にまで短縮し、SNS投稿件数を4倍程度にまで拡大することが可能となった。
さらに、アルサーガパートナーズがこれまでに培った生成AIとシステム開発の技術と知見により、生成AIへの指示(プロンプト)をすべてパターン化した選択メニューとした。
また、不動産広告表示に相応しくない表現などは「禁止ワード」として予め登録し、自動的に排除する機能も実装するとのことだ。
なお、SNS投稿文章作成業務の支援は、当該業務に限定した仕組み作りではなく、アルサーガパートナーズとともに東急リバブル独自の汎用的な生成AI活用モデルの基盤を整備したものだとしている。
今後東急リバブルでは、アルサーガパートナーズを「生成AI活用プロジェクト」のパートナーとして、法務、広報など、文章作成をともなう様々な業務領域の効率化や顧客サービスの向上に継続して取組む計画だ。
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