株式会社ユビテックは、同社が提供する作業者の安全見守りサービス「Work Mate」において、2024年4月1日~2024年9月30日の期間に発報した「熱中症予兆アラート」を分析した結果、アラートを受けた作業者の85%が休憩取得・活動量緩和など熱中症対策のために行動変容したという成果を発表した。
「Work Mate」の「熱中症予兆検知機能」は、作業者の個人特性をAIが解析し、熱中症の予兆を検知すると「熱中症予兆アラート」を作業者と監督者へ発報する。また、「回復」状態の通知も行い、作業復帰を促すというものだ。
今回、期間内に「Work Mate」が発報した「熱中症予兆アラート」は3,749件で、内訳を分析した結果、アラート発報後30分以内に68%が休憩を取得、17%が活動量を緩和したことを確認した。
また、行動変容が確認された作業者のうち、93%が行動変容後30分以内に回復状態に至ったことも確認された。
これらの分析の結果、熱中症予兆アラートにより、早期の休憩取得や活動量緩和等、熱中症対策に必要な行動変容につながっているとしている。
ユビテックは、今後も作業現場における「Work Mate」のさらなる有効性、機能性向上を目指すとのことだ。
また、熱中症だけでなく、「危険予知・予防」をコンセプトとしたサービスを展開していく計画だ。
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