株式会社オプティマインドは、顧客からの業務依頼・発注時点で、移動効率とスタッフ分担効率・作業時間予測を考え、最適な日時・スタッフをAIが自動計算するシステム「ScaLe(スケール)」の提供を開始した。
「ScaLe」は、顧客がオーダした段階で、最適化AIによって「いつ、どこに、誰を」割り当てるべきかを自動計算・提示するシステムだ。
人がサービス提供しに出向く産業に対して、最適化AIによって最適な訪問計画を提示することで、「訪問スタッフの余剰稼働を減らす」「スタッフ稼働効率を上げる」といった効果が期待できる。
また、顧客との日時確定までのリードタイムも短縮でき、離脱率の低下や「顧客満足度の向上」にも貢献する。
対象となる主な業種・業態は、設置納品・保守点検といった業務用機器メーカ、訪問ガス販売、出張買取、ハウスクリーニング、集配クリーニング、インフラ工事、産業廃棄物回収、家具・家電設置などが挙げられている。
なお今回、「Scale」を活用し、名鉄グループ企業である株式会社名鉄クリーニングと「集配クリーニングサービスにおける調整業務の負荷軽減、スタッフ稼働の平準化、また訪問件数の拡大」を目指す実証実験を実施しているとのことだ。
株式会社名鉄クリーニングのクリーニング部長である本田裕之氏は、「これまで、東海三県におけるクリーニング品の集配業務は、担当者が経験に基づき配車を行ってきたが、サービスエリアの広さと、多様な時間帯での注文・問い合わせへの対応に限界が生じていた。今回「Scale」を導入したことで、集配業務の効率化、顧客サービスの向上、担当者負担の軽減といった効果が得られた。」と述べている。
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