AIoT のパワーを解き放て―― AIとIoTを統合したAIoTを今すぐ導入すべき理由とは?

お腹まわりのサイズが自動でわかる、LIONの新発想ウェアラブル「ながら腹囲チェッカー」 ―ライオンイノベーションラボ インタビュー【第3回】

アプリは色々、食べすぎたらアラートがとんでくる機能も

小泉: 「No Maps」では具体的にどのようなフィードバックが(生活者から)ありましたか?

川本: プロトタイプ製品を見せてご説明すると、多くの方が「ほしい」と言ってくれました。男性、女性どちらもたくさんブースにきていただきましたが、女性の場合には「夫に使わせたい」という方も多かったですね。中には夫に毎日体重を報告するよう義務付けている方もいました。「絶対欲しい」とおっしゃっていましたね。うそがつけませんから(笑)。

小泉: やはり夫が中年太りするといやなんですね(笑)。

川本: 「私が言っても夫は聞かないから、機械が勝手に教えてくれて本人が勝手に注意してくれるのがいい」という声があり、印象的でした。

小泉: 数字で見えることで意識が高まりますよね。お腹まわりであれば、ベルトの穴の位置のような大雑把な指標でしかわかりません。

川本: 「ながら腹囲チェッカー」はリアルタイムの情報がわかりますから、「食べすぎたかな」と思った瞬間にでもアラートで知らせることができます。そうすると、「ここでやめておこうかな」と判断できると思います。

小泉: なるほど。今後はアプリの機能もどんどん工夫していかれるわけですね。

川本: はい。今はまだプロトタイプなので現状の数字が表示されるだけですが、今後は目標値を決めて食べすぎた場合にはアラートが出るようなしくみや、状態に応じて運動や食事の具体的な提案ができるようなアプリの作成も進めていきたいと考えています。

お腹まわりのサイズが自動でわかる、LIONの新発想ウェアラブル「ながら腹囲チェッカー」 ―ライオンイノベーションラボ インタビュー【第4回】
「ながら腹囲チェッカー」の考案中のアプリケーション

小泉: スマートフォンで気になったタイミングで情報が確認できると便利ですね。商品化はいつ頃になりそうですか?

川本: 遅くとも数年以内には商品化したいと考えています。「No Maps」でニーズを把握し、具体的なターゲットのイメージ(ペルソナ)も抽出できましたが、今後はさらに詳細な検証を続けて、「お客様にとって本当に嬉しい製品」に仕上げていきたいと考えています。

小泉: 貴重なお話、ありがとうございました。

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ライオン(LION)

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