エデュケーショナルロボットRomo、360°カメラTHETA、Pepperなど、ニフティ主催「IoTの「T」が見れるでShow」レポート1

1月26日、「IoTの実機・デモ・事例」を実際に見ることができる展示会とセミナー、ニフティ主催「IoTの「T」が見れるでShow!」が、ニフティ本社で開催され、ニフティを含む8社が参加した。

 

エデュケーショナルロボットRomo(ロモ)、セールス・オンデマンド

エデュケーショナルロボットRomo(ロモ)、セールス・オンデマンド

ご存じ、お掃除ロボット「ルンバ」を販売している会社、セールス・オンデマンドが展示していたのは、iPhoneで操作ができるエデュケーショナルロボットRomo(ロモ)。

このロボットは、子どもが楽しみながらプログラミング知識を身につけることができるが、純正のiPhoneアプリでは、プログラミング操作なしに、前へ動かしたり、前へ進む距離を変更することができ、簡単にロボットで遊べるようになっている。(現状iOS9に対応していないため、一時的に出荷がとまっている)

今回の展示は、このRomoをXcodeで制御しようというもの。SDKが無償で公開されているため、オリジナルのiOSアプリを制作することができる。プログラミング言語は子ども向けの「Scratch(スクラッチ)」が使われている。

ブース担当者によると、実際にプログラムしたものが、モノとして動くというということで、子どものプログラミング学習の幅が広がるという。

参考:Romo

エデュケーショナルロボットRomo(ロモ)、セールス・オンデマンド

SDKでは2つのFrameworkが提供されており、本体を制御するRM Core Frameworkでは、LEDの制御、iPhoneの角度の制御、左右のキャタピラの回転がなどできる。

もうひとつは、アプリ内のキャラクターを制御するRM Character Frameworkというもので、指定された方向に視線を向ける、Romo語による発話、左右の目の開閉、33種類の表現、10種類の感情設定ができる。

最近では、プログラミング教室などから「教材として使いたい」という引き合いや、IoTをやってみたいという開発者がテストのプラットフォームとして利用するケースが増えているそうだ。

 

360°カメラTHETA、リコー

リコー THETA

すでに持っている人も多いであろう、リコーのTHETA。

360°の画像や動画を記録し専用アプリで見ると360°で見ることができ、これまでにない立体的な写真や映像を楽しむことができる。さらに、SamsungのGear VRを使えば、その世界に入り込んだような没入感を味わうことができる。

https://youtu.be/lTZC3j_JbF8

今回は実際にその場で撮った360°の画像をGear VRで体験してみたが、VRの特性である没入感を味わうには、あと一歩画像のクオリティが欲しいと感じた。

参考:RICHO THETA

リコー THETA

ビジネス用途としては、不動産の物件案内などで使われはじめているそうだ。

 

Pepper

おなじみPepperも展示されていた。プレゼンテーションでは、スマート電球HUEとの連携、Netatmo Welcome との連携などが紹介された。

参考:Pepper

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