日産、産学連携で開発した「AGV状態監視モニタリング技術」のライセンスを日本マイクロシステムに供与

日産自動車株式会社(以下、日産)は、製造子会社の日産自動車九州株式会社(以下、日産九州)と西日本工業大学が産学連携により共同開発した「AGV状態監視モニタリング技術」のライセンスを、株式会社日本マイクロシステムに供与すると発表した。日本マイクロシステムは、同技術のライセンス供与により、生産工場内でAGVを活用する様々なモノづくり企業へ幅広く提供することが可能になるという。

AGVは、無人搬送車(Automated guided vehicle)の略称で、自動車の組み立て工場等の現場で、あらかじめ設定された経路を自動的に走行し作業者の手元に必要な部品を供給することができる。また、磁気テープ等やプログラムで簡単に経路設定が可能で、稼働中の工場の生産ラインへの追加導入が容易であるという特徴がある。

しかし、障害物との接触やバッテリー切れによる停止状態となった場合等には、運用管理者がAGVの経路をたどり、トラブルの発生位置や状況を確認しなければならず、個々の搬送車の状態や運用状況を統合的に管理する事が困難という問題を抱えていた。

株式会社日本マイクロシステム

そこで、日産九州は地域の研究機関である西日本工業大学と産学連携で2014年より活動を開始し「AGV状態監視モニタリング技術」を開発した。同技術は、AGVの制御部分に追加で取り付け可能な、近距離無線通信規格ZigBeeを活用した小型で安価な通信モジュール部分と基地局部分から構成される。これにより、モニター上では常時最大200台までのAGVの状態や運用状況を統合的に管理・運用することが可能となった。

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